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ケルセチンとチオスルフィネートでアレルギー改善

玉ねぎにはリンやカリウムをはじめ、さまざまな栄養素が含まれています。
中でも硫化アリルという成分が原因で粘膜を刺激し、喉や皮膚がかゆい、お腹が痛くなるなどに症状が出る人がいます。

これは一種の玉ねぎアレルギーと考えられますが、特に赤ちゃんに食べさせる場合、よく加熱して硫化アリルの成分がそのまま残らないように注意しなければなりません。
さて、そんなアレルギーの心配がある玉ねぎですが、基本的にはそのような症状が出ることは稀ですし、むしろアトピーなどの症状の緩和に効果があるといわれています。

これは玉ねぎに含まれるケルセチンとチオスルフィルネート、フラクトオリゴ糖が関係しているようです。
まずケルセチンは強い抗炎症作用があり、アトピーや花粉症などの炎症を抑え、症状が緩和することができるといわれています。

ケルセチンは主に玉ねぎの皮に多く含まれており、その含有量は他の食べ物に比べてもはるかに多いといわれています。
ケルセチンの抗炎症作用が認められ、ドイツでは抗ヒスタミン剤として使われているそうですから、高い効果があることが分かります。

さらにケルセチンには強い解毒作用やデトックス作用がありますから、体内にたまった有害物質を排出して、体の免疫機能を取り戻すことで、アレルギー反応を抑える間接的な効果も期待できるわけです。
もちろんケルセチンには即効性はありませんから、玉ねぎを食べてすぐにアレルギーが治るわけではありませんが、じっくり時間をかけて体質を改善していけば、アレルギー以外の症状もよくなるかもしれません。

なおお肉にはアラキドン酸という成分が含まれており、体内でプロスタグランジンE2という成分になってアレルギー症状を悪化させるといわれています。
しかし玉ねぎにはこのプロスタグランジンE2という成分が作られるのを防ぐ働きがありますから、お肉を食べるときは玉ねぎも一緒に食べると良いのです。

お肉と一緒に玉ねぎを硫化アリルは加熱することで変性してしまいますが、ケルセチンは熱にも強いので、加熱してさまざまな料理に使うこともできます。
さらにもう一つ注目すべき成分がチオスルフィネートです。

この成分にもケルセチン同様、抗ヒスタミン作用があり、炎症を抑えて症状を軽減させる働きがあります。
チオスルフィネートは硫化アリルの中に含まれる成分ですが、熱に強いので加熱しても成分が失われないので加熱調理しても問題ありません。

最後に玉ねぎに含まれるフラクトオリゴ糖という成分にもアレルギーを改善させる優れた働きがあります。
フラクトオリゴ糖には腸内の善玉菌を活性化し、免疫機能を正常化することで、アレルギー反応が起こりにくくしてくれます。

これは免疫機能の過剰な反応を抑えることと、腸内の善玉菌が増えることで腸壁のバリア機能が強化されるため、アレルギーの原因物質である未分解のたんぱく質の侵入を抑えることができるからだと考えられています。
他にもメラノイジンやメルカプタンといった成分もありますが、玉ねぎにはアレルギーに強くなる成分が豊富に含まれています。

生で玉ねぎを食べられないという人も、加熱してもアレルギーに有効な成分は失われませんから、加熱調理して食べても大丈夫です。
ぜひ毎日の食習慣に玉ねぎを取り入れて、体質改善に取り組んでいきましょう。

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